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理事長あいさつ

 

東京クラシッククラブは、グランドオープンから8周年を迎えることができました。

 

これまでの既成概念にとらわれることなく、「国際基準の洗練されたプライベートクラブ」、そして「家族単位で帰属できる真のカントリークラブ」を目指してまいりました。おかげさまで、当クラブは日本国内だけでなく、グローバルな評価もいただけるようなクラブに成長を続けてまいりました。

 

8周年という記念すべき日を迎えることができましたのは、メンバーの皆様をはじめとする「東京クラシッククラブの成長を支えてくださったすべての皆様」のご理解とご協力のおかげでございます。

 

当クラブの運営会社である株式会社クラシックは、「顧客感動価値の創造」をビジョンに掲げ、アトモスフェアを創造するプロフェッショナル集団でありたいと考えております。皆様から「日本じゃないみたいだね」「なんとなく心地がいいね」「居心地のいい空間だね」、と評価されることが私の何よりの喜びです。我々はその場所を提供することができても、アトモスフェアはメンバーの皆様ひとりひとりが創り上げていくものです。

今日までそんなアトモスフェアな空間をメンバーと共に創り、日々現場で努力をしてくれているスタッフにも皆様から労いとお褒めの言葉をお届けいただければ幸いです。

 

今年の株主総会では、料金改定というメンバーの皆様にとって負担が増える議案にも関わらず、420名のメンバーのうち227名のご賛同を賜りました。一方で、反対のご意見も多数いただきましたことを真摯に受け止めております。

 

この議論を通じて、当クラブが目指すべき姿である「国際基準の洗練されたプライベートクラブ」、そして「真のカントリークラブ」とはどうあるべきか、について改めて皆様と深く考える機会になったと思います。私自身も東京クラシッククラブを創設した原点に、今一度立ち返ることができました。

 

今後は、会則の改定や入会方法の改善を進めるため、委員会および理事会で協議を重ねてまいります。メンバーの権利と義務の明文化、入会審査基準の厳格化、インターナショナル会員制度の整備、そしてプライバシー保護を強化するソーシャルメディア利用規定の導入などを検討しております。

 

これからも既成概念にとらわれることなく、日本に本来あるべき唯一無二のゴルフ場を目指してまいります。昨今、国際化が進む中で様々なかたちのプライベートクラブが発足するのを目にします。こうした中でも、私たちはより一層、「国際基準の洗練されたプライベートクラブ」に磨きをかけ、皆様にとってアトモスフェアでかけがえのない場所、そしてクラブを創り上げていきたいと考えています。

 

高度成長時代とは異なり、国際化が進んだ成熟社会において、今求められているのは「心の豊かさ」です。東京が真の国際都市となるためには、そこに暮らす人々が、それぞれの価値観で自己実現や心の満足を求めて生きることです。

心の豊かさ、そして心の満足とは、家族や仲間との良好な関係から生まれるものです。つまり、それは人と人とのつながりにほかなりません。

 

この思いは、グランドオープンのときから変わらず、私の心の中に常に息づいています。

これからも「心の豊かさ」を大切に、皆様と共に『アトモスフェアな空間』創造してまいりたいと思います。

 

改めまして、8周年を迎えられたことに深く感謝申し上げます。


東京クラシッククラブ

理事長 西村裕司

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