マーク川島さんインタビュー:東京クラシッククラブでのクラブライフとゴルフへの想い
--プロフィールおよび、東京クラシッククラブの立ち上げに携わった経緯を教えてください
私はハワイ出身で、子どもの頃からゴルフに親しんできました。13歳の時には友達のお父さんがプロゴルファーで、そこからゴルフが身近な存在になりました。プロになりたいと思っていたこともありますが、アマチュアとしてトーナメントを楽しむ道を選びました。
日本ではゴルフのコンサルティングやUSGAのシステム導入に関わり、1999年には(株)JHAを立ち上げました。その後、東京クラシッククラブの創設者である西村さんと出会い、コース図面を見せてもらったんです。それを見た瞬間、"これはすごいクラブになる"と確信しました。まだ完成していない段階でしたが、迷わず入会を決めました。
--カントリークラブライフをどのように楽しんでいるか教えてください
東京クラシッククラブの一番の魅力は、そのカジュアルでアットホームな雰囲気ですね。クラブハウスの暖炉を見たり、朝食を楽しんだりしていると、本当にリラックスできます。練習場も土や芝から直接打てる環境が素晴らしい。普通のゴルフ場とは違う、本当に特別な場所です。
スタッフもとてもフレンドリーで、必要なことをさっとやってくれる。そのサービスが押し付けがましくなくて自然なんです。ゲストの方々も、フロントの対応を褒めてくれることが多いですね。
--入会希望のウェイティングが70名を超えており、昨年は週刊ダイヤモンド誌で「プレーしてよかったゴルフ場関東1位」に輝くなど、外部からの評判が高まっていることに対してどのように感じていますか
それを聞くと本当に嬉しいですね。雰囲気が良く、日本のコースじゃないと言われます。
--多様性を尊重したクラブを実現するためにもっとこうしたら良いのではというアイデアはありますか
アンケートを通じてメンバーの声をもっと集めるのがいいと思います。日常的に見ていると気づかない改善点って結構ありますよね。例えば、設備の老朽化が気になります。トイレやシューズ清掃エリアのメンテナンスが十分ではない部分もあるので、そこは改善していきたいですね。
また、メンバーの皆さんがクラブロゴ入りのグッズをもっと使うようになれば、クラブへの愛着も深まると思います。それと、キャディ不足も大きな課題です。プレーしたくてもキャディがいないという状況を改善する必要があります。
--あまり教えたくないここだけの話として、自分だけの東京クラシッククラブの楽しみ方があったら教えてください
実は、スタート時間を決めずにふらっとクラブに来て、誰とでも一緒にラウンドするのが好きなんです。プレーができないときでも、練習だけして帰る。それでも十分満足感があります。この自由な雰囲気が、本当にメンバーズクラブらしくて気に入っているところですね。
--これから実現していきたいことはありますか
メンバー全員が主体的に関与して、クラブをさらに良くしていける環境を作りたいですね。コースの質もメンバー次第で変わりますから。東京クラシッククラブがもっと特別な存在になるために、みんなで一緒に取り組んでいきたいです。
川島さんの一言一言には、ゴルフと東京クラシッククラブへの深い愛情がにじみ出ています。その情熱とビジョンが、この特別なクラブをさらに魅力的なものへと導いていただけると感じました。マーク様、お忙しい中お時間をいただきまして本当に感謝しています。ありがとうございました。